MCボランティアスタッフ 下村の記録
あけましておめでとうございます。
昨年に引き続き、今年も東北を支援していきたいと思います。
今回は丁度年の変わり目という節目にあたり、MC東日本復興支援ボランティアが立ち上がった経緯を紹介したいと思います。
その名の通り、2011/03/11 東北の大震災を機に結成しました。
メンバーはMC三河設計の社員を中心に、会社の関係者、有志など。
きっかけは、会社関係者の一言から。Kさんとしましょう。
Kさんの知り合いが宮城県石巻市で災害後、ボランティアで避難所用にお風呂を設置しました。
ライフラインが寸断された状態でお風呂に入れるというのはさぞかしありがたかったでしょう。
そのKさんの知り合いが、避難所の状態を見て、なにか「暖かい食べ物」を提供できないだろうかとKさんに話を持ち掛けたそうです。
Kさんは快く引き受けたそうです。多分、何かしてあげたいという気持ちが先行して引き受けたとは思いますが、なにか見通しがあったかは不明です(笑)。
そこでMCボランティアの代表にその話を持ち込みました。
それを聞いた代表は快く引き受けました。
ただ、引き受けたはいいけど本格的なボランティアの経験はありません。
全ては試行錯誤です。
まずは、「暖かい食べ物」をなににするか?
あれだけの大震災です。全国各地から炊き出しのボランティアが来ており、またいろいろなところから食料の支援はかなり早い段階から集まっていました。
そのなかで、「何をしたら喜ばれるか?」
いろいろ考えた末、「うどん」というのはあまり炊き出しで聞かないな、という事で「うどん」に決まりました。
その話をKさん経由でお風呂のボランティアの方に話したら、うどんのボランティアは来てないとのことで本格的に「うどん」の炊き出しをやることに決定しました。
まずは、やることは決まりました。
これをもって、ボランティアに参加することが決まり、はるか750KM先、行ったこともない石巻に向かうため準備を始めることになりました。
代表曰く、阪神大震災の時に何もできなかったので、今回は徹底的に行う!
とのことで、東日本復興支援ボランティアはスタートを切りました。
その言葉通り、今年も支援に向かうことになるでしょう。
大変なのはここからです。
次回以降、順を追って紹介していきます。