篝籠(かがりかご)とは篝火(かがりび)を焚くときに使用する鉄製の籠の事です。
時代劇の戦のシーンや、長良川の鵜飼舟の先端に取付けた篝火の灯りを頼りに鵜匠たちが漁をしているシーンが有名ですが、弊社では篝火は主に祭礼の行事を夜間に行うときに使用します。
篝籠はステンレスで製作したものを使用してきました。
籠の中に網を敷いて松や桧の割り木を組んできましたが、網のすき間から燃えた木片が落ちる事がありました。
今回は安全に使用できるように、ステンレス製の細かい網を半球状に加工して取付を行いました。
ステンレスは固いので半球状に加工するのが難しいですが、ステンレスの鋼線とメッシュサイズをよく検討して理想通りの球状に加工する事ができました。