こんにちは!MC三河設計の広報担当です👩💻
現在住宅に併設された茶室の解体をしています。
解体と言っても解体屋さんが壊して廃棄処分の方ではなく、大工さんが別の場所で再建築できるように建具や木材を傷つけずに取外す”生かし取り”をしていきます。
再利用を見込んで綺麗に取外すには高い技術力と経験が必要で、各部材にも番号をつけて符牒(ふちょう)をつくり元通りに建築出来るよう、資料も作成する必要があります。
数寄屋建築は部材が細く、木の元の形状を生かした意匠とするため、符牒がないと順番通りに組立てられなくなります。
弊社の石川が技術指導しながら解体を進めていきます。
まずは茶道具を整理してから瓦と葺土(ふきつち)を取り、雨仕舞いをしていきます。
茶室の周りには庭と他の建物があり、瓦の取外しにもクレーンを使って解体していきます。